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重要無形文化財 越後上布 青苧100%≪麻匠 小河正義 作 手織り夏物八寸名古屋帯「絣」≫

Item Number 5

 商品仕様 【全通柄 素材:手績み青苧100%・未仕立て・お仕立て後の長さ:約360cm】 ※ この商品は別途お仕立が必要です。

■ 重要無形文化財 越後上布の技術保存協会員であり、経済産業大臣認定の伝統工芸士でもある、麻匠 小河正義氏の手により、手績みの「青苧(あおそ)」を100%使用し、いざり機を使用し一本一本丁寧に手織りされた八寸帯です。

麻本来の風合いを生かした、自然味あふれる地色に、シンプルな絣模様が織り込まれています。

素朴な素材感ゆえに、あきが来にくく、多くのお着物にお合わせしやすい、夏用のおしゃれ帯として最高の一本です。

全通柄ですので柄の位置を気にする必要がありません。

また麻は、天然のクール素材と呼ばれ、軽く、通気性、放熱性に優れ、体の熱を外に発散し肌にベタつかない、心地よい感触をもつ、夏の衣類として最適の素材です。

 ご着用時期 7月上旬以降9月上旬ころまで。

盛夏用の帯です。

 お合わせ カジュアルシーン用の帯です。

普段着・街着・お稽古や軽めのお茶会・カジュアルなパーティなどにいかがでしょうか。

お合わせは、小紋、紬、木綿の着物、麻の着物、浴衣などに。

 商品概要 「越後上布(えちごじょうふ)」は、雪深い越後の国の農閑期の副業として発展した織物です。

手績みの「青苧(あおそ)」を100%使用して、いざり機を使用し一本一本丁寧に手織りされています。

「青苧(あおそ)」とは、麻の一種であるイラクサ科の多年草の「苧麻(ちょま)」(※からむしとも呼ぶ)の茎からはぎ取った皮を親指と小指で細かく裂いたものを指します。

麻の茎は青く、繊維を取り出してからもしばらくは青い色を保つため「青苧(あおそ)」の名で呼ばれていると言われています。

現在の新潟県にあたる越後の国は、日本海からの湿った空気が機織りに適していたことで、古くから様々な麻織物文化が花開きました。

その発祥は約1200年前にもさかのぼると言われ、戦国時代には上杉氏が原料となる苧麻の栽培を奨励したことで、より盛んに織られるようになりました。

織あげられた反物を、雪の上でさらす「雪さらし」は、現代でも小千谷地方の春の風物詩として知られています。

1955年に国の重要無形文化財に指定され、2009年にはユネスコ無形文化遺産への登録も果たしています。

重要無形文化財に指定される越後上布は、下記のようないくつもの指定要件を全て満たして製作されている必要があり、それを証する「確認の証紙」「渋札」「割印」が添付されています。

原料の「青苧(あおそ)」を水に浸し柔らかくしてさらに細かく裂き、均一の太さの糸にして撚り合わせながら繋いで手績糸にします。

糸の太さにも因りますが、ベテランの人もで一日5〜6グラム。

一年がかりでも、おおよそ1反分の糸しか績めません。

出来上がった手績糸には、図案にもとずいて、手くびりで絣模様が付けられ、昔ながらのいざり機を用いて、文様の細かさにも因りますが、1日に15センチから20センチほどずつ、丁寧に丁寧に手作業で織り上げられてゆきます。

織り上がった生地は、糊や汚れを落として布目を詰めるために「足ぶみ」が行われます。

更に白くするものは、2〜3月の天気の良い時期に真っ白な雪原に広げ「雪晒し」がおこなわれます。

雪の表面に紫外線があたることで発生するオゾンの漂白効果を利用したもので、化学知識もないはるか古来より、伝わる先人の知恵です。

現在は後継者不足や原料の苧麻の生産量の激減など、諸所の問題から非常に希少になっていて、近い将来その技術が途絶えてしまうことも危惧されている越後上布。

何か月も雪に閉ざされる生活の中で培われた人々の忍耐力と誠実さがいっぱいにつまった当商品は、夏用のおしゃれ帯として最高峰の一本です。

これぞという出逢いと感じられた方はこの機会にどうぞご検討くださいませ。

※ 商品の写真は、可能な限り現物に近いお色での掲載をしておりますが、ご覧のモニターにより、多少の違いがあることがあります。

あらかじめご了承下さい。

※ この商品は別途お仕立が必要です。

手作りの誠実さと自然の美しさ。

世界が認めた最高の夏帯をどうぞご覧くださいませ。

Item Number 5

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Shop Name ショップ 夏物専門 夏のきもの屋さん
Price 商品価格 331,100円(税込み)

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